スポンサーリンク(cocoon)

【~~しないでください。】接客で便利なrefrain from doing.を使ってみよう。

この記事は約6分で読めます。

『~~しないでください。』って伝えたいけど、あらたまった相手に失礼にならないように伝えるには、どのように言えば良いのだろうか?と思ったことはないですか。

日本語でも

  • 仲の良い友達や気心の知れた人なら「~しないでね。」
  • どんな相手でも絶対ダメなときは「禁止されている。」「あなたは、~できません。」
  • あらたまった相手に失礼にならないように伝える時は「お控えいただいています。」「ご遠慮いただいております。」

と、「~しないでください。」を伝える言い方を使い分けます。

今回はこの、接客業やあらたまった場所で便利な「お控えいただいています。」「ご遠慮いただいております。」という表現を使えるようになりましょう。

スポンサーリンク(cocoon)

「~しないでください。」のさまざまな表現

相手に「しないでほしい」と伝える英語の表現はたくさんあります。その中でも使いやすいものを5つあげてみました。それぞれ使える場所や、相手が微妙に違うので復習していきましょう。

Do not do(動詞)

do not eat and drink here. (ここで 食べたり飲んだりしないで。)

この表現はPleaseを最初につけることで少し柔らかい表現にはなりますが、「Please do not do(動詞)」も英語の表現では命令文です。相手によっては命令されたと取られることもあります。

しかしながら、この表現が一般的にどんな国の方、どんな英語レベルの方にも必ず伝わるダイレクトな表現なので使い方や顔の表情や身振り手振りに工夫して使っていきましょう。

使える場所:カジュアル・フォーマルどちらも

使える相手:カジュアルな相手から、フォーマルな相手にも使えますが伝え方は相手にあわせて工夫が必要です。

You can not do(動詞)

You can not eat and drink here. (ここでは飲食できません。)

助動詞として中学で習った、「must not do(動詞)」と似たニュアンスです。あえていうなら、「must not⇒ダメです。」「can not⇒ダメなんだよね。」のようなダメだと言ってるのが話者か第三者かの違いです。

ただ、聞き手が少しやんちゃな方だとこの表現が伝わらず(意図的に)「I can do that !」と返されることもあります。その時は「great ! but Do not do that. 」とはっきり伝えましょう。

使える場所:カジュアル・フォーマルどちらも

使える相手:カジュアルな相手や、フォーマルな相手でも業務的なルールを伝える時には使えます。

You are not allowed to do(動詞)

You are not allowed to eat and drink here. (ここで飲食することは許可されていません。)

「allow (許可する)」を利用したこの表現は直訳すると「あなたは許可されていない。」という意味になるので少し表現的には堅い表現になります。ですので、フォーマルな場面でルールなどを伝える時に利用されます。

しかし、家庭内のようなカジュアルな間柄でも「You are not allowed to use the TV game after 9:00 pm.」などのようにルールに関して告げる時には使われています。

使える場所:おもにフォーマル、カジュアルな場面でも使われるときもある。

使える相手:フォーマルな相手にルールを伝える時には使われることが多い。

refrain from doing.

refrain from eating and drinking here. (ここでの飲食はご遠慮ください。)

日本語での「お控えいただいています。」「ご遠慮いただいております。」です。

相手の気持ちもわかるが、今はその気持ちをグッとおさえてやらないでいてもらえますか?というようなとても謙虚な表現です。

使える場所:フォーマルな場所。

使える相手:フォーマルな相手にお願いする時に使います。カジュアルな相手にこの表現を使うと嫌味ととらえられるここともあるので気を付けてくださいね。

【prohibited】【No ~!】

eating and drinking are prohibited here. (ここでの飲食は禁止されています。)

No food and drink !(飲食禁止!)

おまけの禁止表現です。張り紙などで「~しないでください。」と伝えたい時に利用されている表現です。

シンプルでわかりやすいので、相手の感情への配慮がいらない場所や、『絶対だめだよ』と伝えたい場合は
この表現がわかりやすいでしょう。

使える場所:フォーマル、カジュアルどちらも。

使える相手:フォーマル、カジュアルどちらもですが、あくまで会話ではなく、記号としてルールを伝える時に便利です。

refrain from doing.を使いこなそう。

接客業で便利な表現「refrain from doing」を使いこなせるようにもっと深ぼりしていきましょう。

refrainとは。意味。

動詞と名詞で意味が違います。名詞でこの言葉を知っている方が多いのではないでしょうか。

名詞:リフレイン、繰り返し。

動詞:控える、断つ、やめる、我慢する。
(ある行動や欲望を一時的に抑える。)

refrain from doing の文法

refrain from doing の【doing】の場所は動詞のing 形(動名詞)または、名詞が入ります。
例えば動名詞なら、smoking(煙草を吸う)、speaking roudly(大声で話す)、taking pictures(写真を撮る)など、名詞なら、sweets(甘いもの)、などです。

和訳は 【doing】するのをお控えください。または、【名詞】をお控えください。となります。

相手にお願いする時は

  • refrain from smoking here.
  • refrain from speaking roudly here.
  • refrain from taking pictures here.

自分自身が『今は、ちょっと~控えているんだよね。』と言いたい時も使えます。
例えば、いつもは甘いものだ大好きで友達がケーキを買ってきてくれた時にも

「I’m on a diet right now, so I’m refraining from sweets. 」(現在ダイエット中なので、甘いものは控えているんだよね。)というふうに使えます。

I do not eat sweets.でもいいのですが、この場合強い意志を感じてしまいます。
refrainを使ったほうが、『本当は食べたいけど、今は我慢してるんだよね。』といったニュアンスが伝わるので、じゃまた今度ねと次に誘ってもらえる可能性が高まるかもしれないですね。

では、是非 相手にも自分自身のことにも伝ってみてください。


コメント

タイトルとURLをコピーしました