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英語の述語動詞がわかると英文がわかる

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英語を学習している時に、be動詞、一般動詞、助動詞、群動詞、述語動詞など様々な動詞がでてきます。

英文の中にも長文になればなるほど動詞がたくさんでてきます。

動詞という存在にふりまわされて英語がよくわからなくなった方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな【動詞】についてまとめました。この記事をよむと、

  • 動詞という存在がわかる
  • 文章の核となる述語動詞の存在がわかる
  • 英文の【誰(何)が どうする(どんなだ)という】骨格がわかり訳しやすくなる
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英文にはかならずbe動詞か一般動詞がある

一つの英文には必ず一つだけメインのbe動詞一般動詞があります。例えば

① You are about to go shopping. (あなたは買い物に行こうとしています。)

② You want to go shopping. (あなたは買い物に行きたいです。)

脳が休憩中アルパカ
脳が休憩中アルパカ

go も動詞じゃないの?

動詞が文章に2つあるよね。

goも動詞ですが文章の骨格となるメインの動詞である述語動詞ではないのです。

例文の赤アンダーラインの部分が英文でも和文でも述語動詞というわけです。したがって一つの英文には必ず一つだけ述語動詞があるということになります。

これが英文理解の基本中の基本になります。この感覚が身に付くと疑問文、否定文などの応用が楽になります。

例文①は

英文和文
肯定文You are about to go shopping.あなたは買い物に行こうとしています
否定文You are not about to go shopping.あなたは買い物に行こうとしていません
疑問文Are you about to go shopping?あなたは買い物に行こうとしていますか
答え方Yes, I am.はい、しています。
No, I’m not.いいえ、していません。

例文②は

英文和文
肯定文You want to go shopping.あなたは買い物に行きたいです
否定文You don’twant to go shopping.あなたは買い物に行きたくないです
疑問文Do you want to go shopping.あなたは買い物に行きたいですか
答え方Yes, I do.はい、行きたいです。
No, I do not.いいえ、行きたくありません。

be動詞と一般動詞は時制や人称の影響をうけて変化する

(表作成ー必ず三人称単数の説明)※三人称単数のところを助動詞の基本とリンクする

このメインの述語動詞となるbe動詞と一般動詞は時制や人称の影響を受けて変化します。
その変化によって動詞をみれば現在か過去か未来どの状態のことを言っているか、あるいは自分のことを言っているのか、相手のことか、第三者(三人称)のことかを見分けることが出来ます。

文書ではわかりにくいので表で見てみましょう。

動詞厳選10原形現在形
(一人称・二人称・複数)
現在形
(三人称単数)
過去形過去分詞形未来形
be動詞(いる・ある)beam ( 一人称)Iの時
are (二人称)youと
(複数)they,weの時
is (三人称単数)
 he,she,it等の時
amとis ⇒ was
are ⇒ were
beenwill be
have(もっている)havehavehashadhadwill have
do(する)dododoesdiddonewill do
go(行く)gogogoeswentgonewill go
make(つくる)makemakemakesmademadewill make
buy(買う)buybuybuysboughtboughtwill buy
get(得る)getgetgetsgotgottenwill get
give(あげる・与える)givegivegivesgavegivenwill give
want(欲しい・たい)wantwantwantswantedwantedwill want
ask(尋ねる・お願いする)askaskasksaskedaskedwill ask

三人称単数とは

三人称:I(私)You(あなた)以外の人や物です。
単数:1人、一つ、一個、一匹などです。ふたつ以上や複数ではないことです。

三人称単数とは、I、You以外の人や物で、1人、一匹、一個、一つが主語のことです。

例えば、she、he、it、a cat、 this book、kenなどです。
(she and heや、two catsや、those booksや、ken and Iなどは複数なので三人称単数にはあてはまりません。)

前文の例文②を使って文章をみてみましょう。

② You want to go shopping. (あなたは買い物に行きたいです。)

主語をYouからShe(三人称単数)に変更すると

人称や時制英文和文
現在形
三人称単数
She wants to go shopping.彼女は買い物に行きたいです。
過去形She wanted to go shopping.彼女は買い物に行きたかった。
過去分詞形She has wanted to go shopping.彼女は買い物に行きたがっています。
未来形She will want to go shopping.彼女は買い物に行きたがるでしょう。

英語のルールにそって考えると上のような表になります。実際の会話では他の言い方をするものもありますが、文法的に考えると間違いではないです。試験などを受けられる方はそのまま覚えてください。

コミュニケーションを楽しみたい方は、ネイティブとの会話の中で少しづつ『これは、こんな言い回しをするんだ。』と気づくことが楽しいので少しずつ増やしてみてくださいね。

ここまでが基本です。基本的な英会話であればここまでをしっかり理解していれば大丈夫です。

次は応用編です。その前に少し復習もするとよりわかりやすいです。こちらもどうぞ。

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助動詞とは

前の章で一つの英文には、必ず一つだけメインのbe動詞一般動詞がありますとお伝えしました。

そのbe動詞か一般動詞に助動詞が加えられることでさらにその文章が表現豊かになります。

例えば前の章で出てきた、

① You are about to go shopping. (あなたは買い物に行こうとしています。)

助動詞を加えると

① You might be about to go shopping. (あなたは買い物に行こうとしてるかもしれない。)

となり、『~しています。』とただ事実を表現した文章が、『しているかもしれない。』と話者の推測を加えた表現に変えることが出来ます。

助動詞はそれだけではメインの述語動詞にはなれません

動詞を助けるという単語からわかるように、助動詞の後ろには必ず、be動詞か一般動詞があります。

【助動詞 + be動詞の原形】 か 【助動詞 + 一般動詞の原形】 で

文章の骨格となるメインの動詞である述語動詞になります

例文①②をまとめると

①be動詞の文章【助動詞 + be動詞の原形】の文章
You are about to go shopping.
(あなたは買い物に行こうとしている。)
You might be about to go shopping.
(あなたは買い物に行こうとしているかもしれない。)
②一般動詞の文章【助動詞 + 一般動詞の原形】の文章
You want to go shopping. 
(あなたは買い物に行きたい。)
You might want to go shopping. 
(あなたは買い物に行きたいかもしれない。)

群動詞とは

大事なことなので再度お伝えします【一つの英文には、必ず一つだけメインのbe動詞一般動詞があります】

群動詞とはこの一般動詞に含まれます。句動詞と表現されていることもありますので群動詞=句動詞と考えれば大丈夫です。

群動詞の種類

群動詞の種類は3つです。①動詞+前置詞、②動詞+副詞、③動詞+副詞+前置詞です。
それそれ実際の動詞の固まりである群動詞をみてみましょう。

①動詞+前置詞

動詞群動詞(動詞+前置詞)
look
(見る)
look up
(辞書などで調べる、景気が上向く)など
look
(見る)
look for
(~を探す、~を期待する)など
take
(取る、写真を撮る、連れていく)など
take on
(~を引き受ける)など

②動詞+副詞

動詞群動詞(動詞+副詞)
throw
(投げる)
throw away
(捨てる、チャンスを見逃す)など
turn
(回転させる、方向を変える、変化する)
turn off
(スイッチを切る、興味を失う)など
turn
(回転させる、方向を変える、変化する)
turn on
(スイッチをつける、興味をひく)など

③動詞+副詞+前置詞

動詞群動詞(動詞+副詞+前置詞)
come
(来る、~という状態になる)
come up with
(考えを思いつく、答えなどを見つけ出す)など
look
(見る)
look forward to
(~を楽しみにする)など

動詞+名詞はイディオムといいます。

take care of~(~の世話をする)や、make up one’s mind(決心する)など沢山のイディオムがあります。

さいご述語動詞とは

最後のまとめで、しつこいですがもう一度、

一つの英文(大文字で始まって . ピリオド)には
必ず一つだけメインのbe動詞一般動詞があります。

そしてその文章の骨格となるメインの動詞が述語動詞です。

そのbe動詞か、一般動詞に助動詞がプラスされていることもあります。

そのbe動詞か、一般動詞の一般動詞が群動詞のこともあります。

これらの動詞の固まりで、【何はどうだ。】どうだの部分である結論を表す部分が述語動詞です。

述語動詞がすぐに見分けられるようになると英文を和訳しやすくなります。

英語は【何は】【どうだ】【何々を】の順で並んでいるので【どうだ】がわかれば、【どうだ】の左側が主語です。そして右側が目的語や補語となります。

少し難しい例題を考えてみましょう。動詞だと思われるものが3っつあります。しかし、述語動詞は1つです。

Continuing to eat a delicious breakfast every morning makes my body.

この文章で、文章の骨格となるメインの動詞である述語動詞makesだけです。

makesの【左側は、右側作る】と訳せばOKです。

答えは、

毎朝美味しい朝食を食べつづけることが私の体を作る

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