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英語の上達のカギは『良い人であること?』上達のポイントを【5つまとめてみた】

マインド
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学生時代に英語の成績が悪かった方、英語の勉強を挫折した方。
心のどこかで『頭悪いしなぁ。勉強してもペラペラにはならないよなぁ。』『コツコツ努力するの苦手なんだよなぁ。』と思っていませんか。

英語をあきらめる方の多くはこの考え方があると思います。

では、質問です。

あなたは、良い人ですか?

alpaca
alpaca

ひえ~。変な質問。

特に良い人ではないけど、悪い人ではないよ。

でも、良い人になろうと努力はしているよ。

J.W.
J.W.

そうであれば、大丈夫です。必ず上達しますよ。

コミュニケーションの英語が上達するタイプの人の考え方の特徴5選』

をお伝えします。

あくまでも、今までたくさんの生徒さんを観察してきた私独自の感想です。

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完璧でなくてもよいと思うこと

テストのための英語、ステイタスのための英語とは違って、コミュニケーションを楽しみたいために英語(語学)を頑張る人は完璧を求めていません。自分も、相手も小さな間違いはあって当然と思っています。

そうなんです。相手がネイティブだと完璧(文法的なこと)に英語が話せると思って話の最中に文法的な相手の間違いを指摘し学習意欲を失う方がいらっしゃいます。ネイティブであっても、冠詞が完璧な方やましてやそれを理路整然と説明できる方はほとんどいません。

逆もしかりで、日本語ペラペラな私たち日本人も完璧な(文法的に)日本語が使えている方はほとんどいません。

例えば、あなたは次の日本語の質問に答えられますか?

『大きな』か『大きい』かどちらが正しいか。
大きな家と言うか、大きい家と言うかなどです。

答えはこちらに書いてます。よかったらどうぞ。

形容詞のルールをもっと知ろう
形容詞を使うときに、日本語の形容詞と、英語の形容詞が少し違うことに混乱しイライラし英語学習が嫌になる方も多いです。日本語という母語から英語を理解することはもちろん当然ですが、中級になったら少しずつ英語を英語で考える練習をしていきましょう。...

完璧なことを追い求めるより、完璧じゃない部分を見つけたらそれを確認することは大切ですが、確認した後はそのままその事実を受け入れ、お互い笑って誤解を埋めていくのがコミュニケーションの醍醐味です。

語学が上達する方はこの考え方を持っているのが特徴です。それを以前日本語学習者の方から学びました。

間違いを楽しめること

テストのための英語、ステイタスのための英語とは違って、コミュニケーションを楽しみたいために英語(語学)を頑張る人は自分の間違いを楽しみます。その間違いから新たなコミュニケーションを生み出し新しい知識をどんどん積み上げていきます。

以前職場にどんどん日本語が上達する外国人がいました。その時の出来事です。

まず、この3つの言葉のニュアンスの違を普段意識してますか。

①『コーヒーがいいです。』②『コーヒーはいいです。』③『コーヒーでいいです。』

休憩時間にいつもコーヒーを飲む私が、同僚の外国人に「なんか飲む?いっしょにいれるよ。何がいい?」と聞いた時に、相手はいつも③の『コーヒーでいいです。』と返答し、私が『なんでも入れるよ、何がイイ?』と聞き返していました。

ある時その同僚から、どうして③の『コーヒーでいいです。』と言うと、また私が『なんでも入れるよ、何がイイ?』と聞き返すのかと聞かれました。

なので、③『コーヒーでいいです。』の【で】のもつニュアンスを【妥協や遠慮】だと伝えました。
『本当は一番飲みたいものは他にあるけど、あなたがコーヒーを入れているのでコーヒーでいいです。』と遠慮して妥協しているニュアンスがあると伝えると「日本語面白いですね。」と楽しそうにしていました。が、、、。ある日。

また私が「なんか飲む?」と聞くと、②『コーヒーはいいです。』と返事がありました。

alpaca
alpaca

えっ?どういうこと。

コーヒーはいらないってこと? それともコーヒーがいいってこと?

私が意味がわからなくてあたふたしていると、『それを欲しい。』と断定的に伝えたかったと同僚が言いました。そして、断定的に言うときは主語の助詞は【は】、例えば【花はきれい】などだと伝えてくれました。

それに対して、文法的に正しい言い方である、①『コーヒーがいいです。』を伝え、そのニュアンスの違いなどを説明したことろ、「日本語面白いですね。奥が深いです。もっと知りたい。」と言って楽しそうにしてくれました。

alpaca
alpaca

『こんな細かいこというと、うっとおしがられるかなぁ。』と気にしていたので、

嬉しそうに日本語をマスターしてくれる彼女を見て、私まで嬉しくなりましたよ。

その後、彼女はどんどん日本語をマスターしていきました。

私たちはわからなければ聞き返しますよね。でも嫌な人だったら多分これねとコミュニケーションをとらずに答えを判断します。

言葉は文法だけでなく、その文化背景や相手の知識や経験や気持ちなども大いに含まれるものです。間違いを気にせず、むしろその間違いをきっかけにどんどんコミュニケーションを広がていける力が必要です。

語学が上達する方はこの考え方【間違いから新たなコミュニケーションを楽しむ】を持っているのが特徴です。

相手を頼れる勇気をもつこと

テストのための英語、ステイタスのための英語とは違って、コミュニケーションを楽しみたいために英語(語学)を頑張る人は勇気をもって相手に頼ります。

【勇気をもって】と言うとちょっと大袈裟に聞こえると思いますが、日本人の私たちにはこの考えが大事です。【人に迷惑をかけてはいけない。】【人に頼ってはいけない。】【自分のことは自分で調べる。】など日本人として常識的な人ほどこのような考え方があり、全部自分で調べて完璧に答えがわかってから確認するような傾向があります。

もちろん仕事や毎日の暮らしの中ではこの考え方は素敵で大事なことですが、最短でコミュニケーションの英語を上達させたいのならば、【人に頼る】ことを心がけると良いです。

調べたら分かることも

  • Could you tell me ~~. /Could you tell me how to get to the station? (駅への行き方を教えていただけますか。)
  • May I ask ~~.  /May I ask how to use this? (これの使い方を聞いてもいいですか?)
  • Please help me to do /Please help me to repair this. (これを修復するのを手伝ってください。)

とどんどん相手に頼ります。

嫌な顔をされることも時にはあるでしょうし、相手が忙しかったり、知らなかったりで断られることもあります。

しかし、『今はそうなんだな。』『この人はそうなんだな。』『これに関してはそうなんだな。』と事実だけを受け入れどんどん前に進みましょう。決して、あなたが悪いわけではないです。そしてあなたの英語レベルの問題ではないです。落ち込まない。これ大事。

相手に頼ることで会話が生まれます。この人と会話を楽しみたいと相手が思ってくれたら何らかの会話が発生します。その一つ一つの経験が勉強になります。

語学が上達する方はこの考え方【相手を頼りコミュニケーションを生み出す】を持っているのが特徴です。

いろんなことに感謝できること

テストのための英語、ステイタスのための英語とは違って、コミュニケーションを楽しみたいために英語(語学)を頑張る人は、コミュニケーションをとれたことそのものを感謝します。

ホテルで働いていた時に【書道体験】に行ったゲストの女性が私に【寿】と筆で書いた紙を見せてくれました。とても嬉しそうに宝物と言ってその日の出来事を話してくれました。彼女曰く【書道体験】の先生はおばあちゃんで英語は話せない人だったそうです。

書き写し練習の後、字をプレゼントするということで欲しい文字を聞かれたそうです。彼女は結婚した友達にプレゼントしたいと思い結婚式の写真を見せたそうです。その時に先生が書いてくれた文字が【寿】だったという話です。

彼女は英語、先生は日本語で話していたそうですが、最後に二人で【ことぶきはハッピー】と言って帰ってきたと嬉しそうに話してくれました。
彼女は【ことぶき】という言葉を覚え、先生は【ハッピーがことぶきなんだ】という認識を得たと思います。そして、最後におばちゃん先生がサンキューを書いてというので英語で書いたら、それを筆で書いてくれたという写真も見せてくれました。心があたたまりました。

語学が上達する方はこの考え方【人とのコミュニケーションから知識を得ることができる状態に感謝する】を持っているのが特徴です。

誰かの役に立ちたいと思うこと

テストのための英語、ステイタスのための英語とは違って、コミュニケーションを楽しみたいために英語(語学)を頑張る人は、誰かの役に立つことに喜びを感じます。

誰かの役に立つ人になりたいと思ったことはないですか?どなたも人生で一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか。

でも実際はどうでしょう。『毎日仕事や家事などで忙しく、人を助けている場合ではない。』とか、『そんな人を助けるほどのお金も、能力もない。』と思っている人もいるのではないでしょうか。

alpaca
alpaca

いやいやそんなことないよ。誰かの役に立つには、

お金も時間も能力も関係ないよ。ただ声をかけるだけ!

最近は日本も外国人観光客が増えて、【道で迷っている外国人】や【外国人とのやりとりに困っている日本人】など、迷っている人、困っている人を見かけることも増えてきましたね。小さな親切を発動させる機会が増えました。

何かしてあげたいと思ったらただ声をかけるだけです。『英語間違ってたらどうしよう』とか、『相手の言ってることがわからなかったらどうしよう』とか考えるのは一度ストップしてまずは言ってみましょう。

  • Do you need help? (何か手伝いましょうか?)
  • Can I help you with something? (何か私に手伝えることはありますか?)
  • I want to help you. May I ask? What do you want to buy? (あなたを助けたいので 聞いてもいい? 何を買いたいですか?)

What do you want to buy?】疑問詞の使い方はこちらで確認できます。

疑問詞ってなに
今年のChristmasとても寒かったですね。雪のクリスマスを過ごされた方もいらっしゃったんではないでしょうか?クリスマスパーティーはしましたか?Did you have a Christmas party? ここまではもうすでに聞けます...

どんな表現でもよいのでまずは声をかけてみましょう。

もしかしたら相手の言ってることがわからないかもしれません。助けることが出来ない内容かもしれません。
でも、あなたが助けたいと思った気持ちは伝わりますよ。その気持ちが相手を和ませ、癒します。
物理的に人の役に立つこともありますが、心理的に人の役に立つこともできますね。

語学が上達する方はこの考え方【コミュニケーションから緊張をほぐし人の役に立つことが出来る】を持っているのが特徴です。

結局日本語でも英語でも同じ、この人と会話を楽しみたいと相手が思ってくれたら聞き返してくれます。
身振り手振りを交えて伝えようとしてくれます。
そして正しい言い方を教えてくれたり、教えたりすることもできます。それが大事。
その経験のひとつひとつが日々勉強になり、語学を使ったコミュニケーション能力を高めてくれます。

いままで私が見てきた中で【コミュニケーションのための英語】に関して言うと、
結局は 良い人が上達のスピードが速いように思います。※資格試験のための英語はまた別です。あしからず。

これに関しての【良い人】というのは、おおらかで、細かいことを気にしない、とにかく少々おせっかいなくらいに誰かの役に立ちたいと思うような人のイメージですね。

『じゃあ、私は無理じゃん。そんなタイプじゃないもん。』と思った方も安心してください。演じるという技がありますよ。英語を話している時だけ、そんな人の役を演じてください。

筆者も若い頃は人見知りが激しく、かつ間違っちゃいけないと絶えずおもうタイプだったので、会話が楽しめませんでした。でもある時、演じよう『私は明るく活発な人』と英語を話すときは女優になったつもりでその役を演じました。そのおかげで?いまでも、英語を話している時の私のほうが少し強くてさらにおおらかです。

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