代名詞 中学1年の時に アイ・マイ・ミー・マインと何度も声に出して覚える物。
それっていったい?なんだろうと思っている人も多いでしょう。
辞書で調べると『品詞の一種で特定または一般の名称を用いず、人・事物・場所・方向などを直接に指示する語』となっていますね。
うわぁぁぁぁぁぁぁ。無理。代名詞 必要なし!となった人もいるんじゃないでしょうか?
ちょっと待ってください。代名詞はそのような人程使ってほしい便利グッズです。
ちなみに私の日本語は「昨日ね、あの子がさ、それをね、嫌やって言うんやわ。で、そのうち、あそこで、あっちの方を買うんやって。」と、相手の理解能力任せの代名詞のオンパレードです。

alpacaさんと、友人のal子さんと、paca子さんの3人で白のモフモフセーターを買いにGUに行ったって英語で言えますか?

うん、We went to GU. We each bought a white fluffy sweater.

excellent! そうですね。素晴らしい。もうすでに代名詞マスターしてますね。al子とpaca子と私がではなく、私たちって言ってますね。

もちろん。だっていちいち3人の名前言うの面倒くさいもん。聞かれたら言うけど。

そうそう。すでに共通でわかっていることや、先の話しに出てきたことをいちいち具体的な名前をあげるの面倒くさいですね。そういう時に使うのが代名詞です。では中学1年で習う基本的な代名詞覚えてますか?
答えはこれです
人称代名詞です。そう。かの有名なアイ・マイ・ミー・マインです。
下の表が人称代名詞の全てです。頻繁に使用するので、まずこれは覚えましょう。

代名詞って何
代名詞という文字からもわかるように名詞の代わりに使うものです。
具体的には『花子』 と 『太郎』 は名詞です。『友達』も『弟』も『名前』も名詞です。
例えば
| 日本語では | 英語では |
| 花子は私の友達です。 | Hanako is my friend. |
| 花子には弟がいます。 | She has a brother. |
| 弟の名前は太郎です。 | his name is Taro. |
上の例文の赤字の部分を見てください。
話し手、読み手がお互いわかっている事は、あえて名詞を使わずに代わりの言葉で話しが伝わります。その、代わりの言葉が代名詞です。
種類は全部で7種類です
| 人称代名詞 | I, my, me, you, your, you 等 |
| 所有代名詞 | mine, yours, his, hers, its 等 |
| 指示代名詞 | this, that, these, those 等 |
| 不定代名詞 | some, any, all, every, eache 等 |
| 疑問代名詞 | who, whose, which, what 等 |
| 再帰代名詞 | myself, yourself, ourselves, yourselves 等 |
| 関係代名詞 | that, who, which 等 |
人称代名詞と所有代名詞、指示代名詞のまとめ
| 主格(は、が) | 所有格(の) | 目的格(を) | 所有代名詞(のもの) | |
| 私 | I | my | me | mine |
| あなた | you | your | you | yours |
| 彼 | he | his | him | his |
| 彼女 | she | her | her | hers |
さっきの表をもう一度見てみましょう。主格、目的格となっていますね。
1.主格と目的格は英語の文章の中で使える場所が決まっています。
主格は主語に、目的格は目的語として使えます。
| 私は、彼を好きです | ||||
| I | like | him | ||
| あなたは、私を好きです。 | ||||
| You | like | me |
上の2つの文のように、私という代名詞でも私はと私をでは形が変わってきます。
2.所有格と所有代名詞には使える場所の決まりはないですが、使い方にルールがあります。
| 私は、あなたのバックが好き。 | |||
| I | like | your bag. | |
| 私は、あなたの(もの)が好き。 | |||
| I | like | yours. |
上の2つの文のように、所有格の後ろには具体的な名詞が必要です。
いっぽう、所有代名詞はそれだけで所有している(そのもの)まで含まれているので具体的な名詞は必要ではないです。
3.指示代名詞this, that, these, those 等は使える場所や使い方にルールはなくとても便利です。
| 近く(これ、これら) | 遠く(あれ、あれら) | |||||||
| 単数(これ、あれ) | this | my | that | |||||
| 複数(これら、あれら) | these | your | those |
| 私は、これらのバックが好き。 | |||
| I | like | these bags. | |
| これらは、私のものです。 | |||
| These | are | mine. |
ポイントは?
1.主格と目的格は英語の文章の中で使える場所が決まっています。
表と動詞(likeなど)を使って何度も口に出して全てのパターンを練習してみるといいです。口で言ったことを自分の耳が覚えていきます。頭で考えるのではなく、口と耳に覚えさせることがとても大事です。
2.所有格と所有代名詞には使える場所の決まりはないですが、使いルールがあります。日常生活の中で、所有代名詞を使う練習をしてみましょう。
日常生活の中で、所有代名詞を使う練習をしてみましょう。
例えば、Can I use yours. あなたの充電器使っていい?

充電器なんやったかなぁ~?と思う必要はないということですな。あなたのもので大丈夫なんやね。
指示代名詞this, that, these, those 等は使える場所や使い方にルールはないです。
まずは、近くがこれ、遠くがあれ。
たくさんあれば、これら、あれら。
何度も口に出して覚えましょう。
問題
代名詞を使って英語にしてみましょう。
| 1 | 私の母はクッキーを焼き(bake)ます。 |
| 2 | それらのクッキーはとてもおいしい(delicious)です。 |
| 3 | なので、私はそれらのクッキーが大好き(love)です。 |
| 4 | ときどき私の兄は、私のクッキーを食べ(eat)ます。 |
| 5 | 彼も、クッキーが大好き(love)です。 |
答え
| 1 | My mother bakes cookies. | ||||
| 2 | Those are very delicious. | ||||
| 3 | So I love them. | ||||
| 4 | Sometimes my brother eats mine. | ||||
| 5 | He also loves those cookies. |





















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