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英語で世間話【make small talk】のコツがわかる本

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最近は、『親戚に外国の人がいる』『孫が外国人』『近所に外国の方がいる』『職場に外国の方がいる』など、英語を使ってコミュニケーションをとるチャンスがある方も多いのではないでしょうか。

そんな時、ちょっとした世間話(スモールトーク)ができたらなぁとか、軽く自己紹介できたらなぁと思うのではないでしょうか。

でも。。。

脳が休憩中アルパカ
脳が休憩中アルパカ

・なにから話し始めればいいのかわからない

・せっかく話しかけたが会話が続かない。

・なんだか話しがかみ合わない。

そんな時、

ほとんどの人は自分の英語力の低さだと思い、さらに難し英単語を覚えたり、文法を頑張ったりします。それ逆効果です。遠回りです。

英語でコミュニケーションをとる方は、ネイティブの方ばかりではないです。
英語をツールとしてコミュニケーションをとる人達どうし、考え方のルールがあります。
そのルールをわかりやすく説明した本がこれです。

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書籍:ハーバード式英語学習法から

20年以上、英語環境で仕事をしてきた私が、同僚のネイティブに指摘されてきたことがこの本でよくわかりました。これを読んだときは、『もっと早く知っていれば遠回りせずにすんだのに』と悔しい思いをしたのを覚えています。

この本には、相手に話しが伝わる英語の思考パターンが書かれています。それを知ることがどうして『イイね』なのか3つのポイントから説明します。

この本を読み終わったころには、

  • 考えをまとめるのが素早くできるようになったり
  • そのまとめた考えを使って簡単な世間話ができるようになったり
  • 日本語で考えて英訳するのではなく、最初から英語で考えるコツがわかったり

結果的に遠回りせず最速で英語力のスキルアップができます。

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考えをまとめるスピードが速くなる

5行エッセイで考えをまとめる

やり方を説明する前に

まず日本語で【私の好きな季節】というトピックを5行で文章にして伝えてみてください。

むずかしいですか?

どれぐらい時間がたちましたか?

脳が休憩中アルパカ
脳が休憩中アルパカ

日本語でもむずかしいのに、そこから英訳するのに時間がかかる。

だから英語が億劫になるんだよなぁ~。(この本を知る前の私)

そんな状態の時に、目にしたページがこれでした。なるほど~とうなりました。

書籍:ハーバード式英語学習法から

それからは本書に書いてあったルールにそって、毎日1トピック5行エッセイを作ってみました。

ルールは簡単たったの3つです。これだけで、相手に自分の考えがシンプルに伝わります。

◆5行エッセイを書くための3つのルール
最初に結論をのべる1行目
理由を3つあげる2~4行目
最後に結論をくりかえす5行目

最初は知ってる単語だけで、本当に簡単な文章主語・動詞・目的語(SVO)のような文章を5つ書くことから始めました。英語日記を書くより簡単ですよ。是非、始めて見てください。

型にはめることで想像力がアップする

 伝えるための文章構成を考える必要ないので、内容に集中することができます。

文章も書けるようにな

 英語の試験や履歴書、手紙など文章を書くときにも5行エッセイを使うことでさっ と考えをまとめることが出来ます。

会話力が身につく

5行エッセイで会話力を鍛える

本文の中にも

会話の基本は臨機応変な「キャッチボール」。フレーズの丸暗記の決まり文句だけでは後が続きません。

書籍:ハーバード式英語学習法から

と書いてあるのですが、

alpaca
alpaca

5行エッセイも結局は丸暗記するんだよね。

どうやって、会話に活かすのだろう?

と思っていました。

が、5行エッセイを使った会話例が2パターン出ていてそれを読んだ時も、なるほど~とうなりました。自分の意見をまとめた5行エッセイなので、相手の質問対して自由自在に変化するんですよね。例えば、【私の趣味】【休日の過ごし方】【私の住む町】などいくつか5行エッセイを作っておけば、その組み合わせで、自己紹介や世間話ができるというわけです。

本書にのっていた会話のもとになる5行エッセイがこれです。

トピック:私のふるさと

Nagoya is very attractive city.
(名古屋はとても魅力的な街です。)
It’s in the central part of Japan.
(日本の中心部にあります。)
It’s one of the biggest cities in Japan.
(日本最大の都市のひとつです。)
It’s a major industrial city.
(主要な工業都市です。)
It’s definitely worth a visit.
(それは間違いなく訪れる価値があります。)
((是非一度お越しください。))

会話下手でもスモールトークぐらいならどうにかなる

 日本語でも初対面の人と話すのが苦手という方もいらっしゃると思います。

そんな方でも、この方法なら外国の方との英語の会話が楽しくなるのではないでしょうか。伝わる喜びと、会話のキャッチボールの楽しさの練習ですね。

チャンスやタイミングをのがさない

 相手が忙しそうにしていると、気後れしてせっかくの会話のチャンスを逃しがちですね。でもこの方法なら自分の5行エッセイの話し終わる時間がわかるので、とりあえず話しかけてみようという気になりますね。

英語的な意図が伝わる話し方をマスターできる

5行エッセイを発展させる

私にとってこの本の最大の魅力がこの章【5行エッセイ発展法】でした。

簡単な文章にちょっとしたテクニックを加えるだけで、

【簡単な会話】【スピーチ】【ディベート】【ディスカッション】と発展していけるのです。

これまた、ほほ~ぅ。なるほどね~。とうなりましたよ。

この章を読んだときに、冒頭で私が言っている『20年以上、英語環境で仕事をしてきた私が、同僚のネイティブに指摘されてきたことがこの本でよくわかりました。』というセリフになるのです。

恥ずかしながら、私が意見をのべたり、メールを書いたり、お知らせを書くと、よく同僚(ネイティブも非ネイティブもいる)達からこんなご意見を頂いていました。

  • 短い文章で説明してほしい。
  • 簡単な文章で説明してほしい。
  • 文法や単語はあっているが、何が言いたいかがわからない。
  • 日本語で考えずに、最初から英語で考えてみたら。

この、後の2つを言われたときは『泣きそう。英語で考えられたら最初からそうするよ!』と反抗心がわいていましたね。

その頃の私は、一生懸命文法を勉強して難しい単語も覚えて、日本語で考えた長い文章を関係代名詞やら、接続詞を駆使して英訳していたのです。

脳が休憩中アルパカ
脳が休憩中アルパカ

自分自身でも何言っているのかわからないのに、そりゃ伝わらんわ。

それに、日本語で考えた難しい文章を正確に英訳できる実力ないわぁ

と気づきましたね。そして、日本語で考えずに簡単な5行エッセイを作ることを心がけ、その文章に少しづつエッセンスを足していく方法をとりました。

そしたら、みんなから「わかりやすい。」「英語上達したね。」と言ってもらえるようになりました。そういうことなんだと目からウロコの体験でしたよ。

初心者の方も最初に知っておくことで遠回りしなくてすむ

 伝わらないと、文法力が足りないからだ! 単語をもっと増やさなきゃ! 発音が悪いのかなぁ!と焦りますよね。頑張っちゃいますよね。疲れますよね。

それが、意外と簡単なことだったんだと最初に知っておくことで正しい方法で最短で英会話力がつきます。

英語上級者になった時の自分がイメージできる

 初心者でも、英語でディスカッションしている自分が少しずつイメージできるようになります。イメージできれば後は、場数だけです。

チャレンジするのが楽しくなると思いますよ。

この本を読むと英語をツールとしてコミュニケーションをとる人達どうしの考え方のルールがわかり、伝わりやすい文章を作ったり、会話ができるようになります。

結果的に、ちょっとした会話をすることに抵抗がなくなり、楽しくなるでしょう。

そんなこんなで、私は【ハーバード式英語学習法】を皆様に強くお勧めします。

今回の文章もこの5行エッセイ結論⇒理由3つ⇒そして最後に結論。のパターンで書いてみました。

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