文型って聞いて…。
あっそれね。意味わからんし。すっとばしたよ。
単語さえわかれば英語わかるでしょ。
って人は英語ぎらいさんの中には結構多いのではないでしょうか?
かくいう私もそうでした。
だよね~。気持ちわかる。私もそこをすっとばしたから、時間がかかったんだよ~。でも、知ると英語が簡単に思えるようになったよ。
と言うことで、今日は文型を使って英文を和訳してみましょうか。
知識があると簡単ですよ。それでは、Let’s get started!
下の5つの文を日本語にしてみましょう。
① | I make for home. |
② | I make sure that. |
③ | I make sandwiches. |
④ | I make her sandwiches. |
⑤ | I make her happy. |
まずは、文型の基本をおさらいしましょうか。
文型って何?どうして必要なの
文型とは
文章を作る時に基本となる4つの要素①S:主語②V:述語動詞③O:目的語④C:補語のブロックをどのように並べるかという言葉のルールです。
M:修飾語という(付け足しの説明)要素も入る時もありますが、話者や筆者が伝えたいことの重要な部分ではないので省くこともできます。
伝わりやすい・誤解のない文章を作る時の基本のルールですね。
なぜ必要
英語だけでなく、もちろん日本語にもそしてほかの多くの言語にもこのSVOCに対応するものがあります。このブロックをどのような順番で並べるかは言語によって異なります。
英語は基本的にまず S – Vと並べその後ろに並べるものが変化する5つのパターンがあります。これを5文型と言います。
日本語は基本的に S の後にいろいろな要素 O C Mなどがいろいろなパターンで並び(話者によってフレキシブルにかわる)最後にVがきます。Sが省かれていたり、Vの直前にくることもあります。
例でみてみましょう
例えば、あなたは、私を J と呼ぶ。という文章で考えてみましょう。
日本語では
この3つの文章はSVOCの並べ方は違いますが、同じことを言っていますね。
同じことを言っていると感じるのは日本語の特徴的な赤文字で示した助詞(言葉に意味を肉付けするもの)の働きのおかげです。
では、試しに3つの文章を赤文字の助詞を読まずに単語だけで読んでみてください。
どうですか?3つとも同じと感じるでしょうか?すぐに意味が理解できるでしょうか?
う~ん。わかりにくい。日本語を習い始めた
外国の方の話し方に似ているなぁ。
そうなんです。SVOCの語順で意味を理解している言語の国、」例えば英語や中国語の方にとっては、助詞の使い方は難しく感じるのですね。
はんたいに、助詞で意味を理解している日本人にとっては語順の重要性が少なく英語を難しいと感じるのです。
英語は語順をしっかりマスターすれば、日常会話などは簡単に感じるようになります。
上の例を英語の語順で見てみましょう。
文型のルール5にSVOCとならべ、SはOをCとVする。という和訳になるものがあります。
それにあてはめると
日本語と英語は語順も違い、言葉の意味を肉付けする助詞がなかったりします。
英語にも助詞のような働きをする前置詞がありますが、この前置詞がまた応用範囲が広く上級となります。日常英会話ならまずは文型を覚えるだけで十分 言いたいことを伝えることができます。
文型の基本要素
それでは4つの基本要素①S:主語②V:述語動詞③O:目的語④C:補語について知りましょう。
①S:主語のSは
英語のSubjectのSで日本語では~はや、~がなど文章の主語にあたる部分です。
②V:述語動詞のVは
英語のVerbで動詞という意味があり日本語では文章の最後に来る述語動詞にあたる部分です。
③O:目的語のOは
英語のObjectで目的語という意味があり述語動詞の目的(何を)にあたる部分です。
④C:補語のCは
英語のComplementで補語という意味があり性質や状態を表します。
SVCの文ではS:主語の性質や状態を表し、SVOCの文ではO:目的語の性質や状態を表します。
それぞれの要素に使われる品詞
4つの基本要素①S:主語②V:述語動詞③O:目的語④C:補語に使われる品詞はほぼ決まっています。
それを知ることで英語の文章が理解しやすくなります。意識してみてくださいね。
①S:主語は『(代)名詞』です。
知識が増えてくると『不定詞』『動名詞』『that節』『間接疑問文』『名詞句』なども主語にできます。
②V:述語動詞は『動詞』『助動詞+動詞』『Be動詞』
これらの動詞とつくものだけです。
③O:目的語は『(代)名詞』です。
知識が増えてくると『不定詞』『動名詞』『that節』『間接疑問文』『名詞句』なども目的語にできます。
④C:補語は『名詞』と『形容詞』です。
知識が増えてくると『不定詞』『動名詞』『that節』『間接疑問文』『名詞句』なども補語にできます。
そして形容詞と同じ働きをする『現在分詞』『過去分詞』『前置詞句』なども補語にできます。
5文型
それでは5つのタイプの詳しい内容をみていきましょう。
SV
SVC
SVO
SVOO
SVOC
ヒント
それでは最初の5つの英文を和訳するヒントを確認しましょう。
① | I make for home. | SVです。make for ~~で~~に向かって進むという意味もあります。 |
② | I make sure that. | SVCです。make sure~は確実な状態を作るで、確認するという意味もあります。 |
③ | I make sandwiches. | SVOです。これはみんなが知ってる作るという意味です。 |
④ | I make her sandwiches. | SVOOです。SはO:人にO:物をVすると訳します。 |
⑤ | I make her happy. | SVOCです。このmakeはOをCの状態にするという意味があります。 |
答え
① | I make for home. | 私は家に向かう。/ I made for home.私は家に向かって出発した。 |
② | I make sure that. | 私はそれを確認する。/please make sure that.それを確認してください。 |
③ | I make sandwiches. | 私はサンドイッチを作る。 |
④ | I make her sandwiches. | 私は彼女にサンドイッチを作る。 |
⑤ | I make her happy. | 私は彼女を幸せにする。 |
いかがでしたかか?makeには本当にたくさんの意味があります。でも文型を知らないとどれをあてはめればいいのやらと感じていた人も多いと思います。文型や品詞がわかるとどの日本語訳をあてはめるかがわかるようになります。
はんたいに、文型がわかり単語の並び順がわかると、少ない英単語で多くのことを伝えることができるようになります。
makeの意味を調べてみてくださいね。本当にたくさんあってびっくりしますよ。
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