第1文型は、S(主語)とV(述語動詞)だけの文です。
例えば、I get up early (私は、早く起きる。)や、I go to school.(私は、学校へ行く。)
この時点で『?????言ってることわかりません。』となった人は多いのではないでしょうか?
筆者もこの意味を理解するのにかなり時間がかかったタイプです。
主語と述語動詞だけなら、【私は起きる。】【私は行く。】じゃないの?
他の言葉もくっついてるよ?
ですよね。わかりにくいですよね。
まずは、『SVだけという第1文型をやってみるかなぁ。』ぐらいの気持ちで、ふんわりやってみましょうか。
第1文型の基本の形
これだけ、シンプルな文章だとわかりやすいですね。
第1文型苦手組の皆さんは、この文章だけが第1文型と思っているのではないでしょうか。
では他の例もみてみましょう。
第1文型の文の種類
第1文型で使える述語動詞は自動詞と呼ばれ、その述語動詞の後ろに目的語がいらないものです。
目的語とは、何を、だれを で述語動詞の目的になるものです。
第1文型の代表的な自動詞2つの文章からふんわり理解しましょう。
何を 起きる。
だれを 起きる。等の
起きるの目的となる言葉(目的語)がないですね。
early in the morning every sunday.はM(修飾語)なので英文の骨組みであるSVOCではないのですね。
何を 行く。
だれを 行く。等の
行くの目的となる言葉(目的語)がないですね。
でもちょっと待ってください。目的語は(~を)、(~に)となっているので、(学校に) は目的語じゃないのと思ってしまう方もいるのではないでしょうか。
今はまず、(~に) が目的語の時は人だけと覚えましょう。
そして、目的語は名詞だけなので、この例のように
to + school | (前置詞 + 名詞 ) |
は目的語ではないと覚えましょう。
第1文型と第4文型の違いが気になる💖方はこちらもご覧ください。
ポイント
1.第1文型の代表的な動詞は自動詞。
get up / go / come / look / live / stay / arrive /start / begin / end / run / walk
まず、この12個を使いこなし感覚を身につけましょう。
これらの動詞は辞書で調べると 自動詞の(自)と書いてあります。
中学生の教科書ではこれらの動詞は live in や stay at などあらかじめ前置詞とセットになっていますね。
2.その自動詞の目的である、何をや誰をが述語動詞のすぐ後ろにはない。
述語動詞の後ろに前置詞があったり、副詞がある場合は第1文型です。
問題
自動詞を使った日本語の文章を英語にしてみましょう。
1 | 私は、ゆっくり歩く。 |
2 | あなたは、早く走ることができる。 |
3 | 私は、定時に学校へ到着する。 |
4 | あなたは、日本に住んでいる。 |
★5 | 私は、その絵を見る。 |
答え
1 | I walk slowly. |
2 | You can run fast. |
3 | I arrive at school on time. |
4 | You live in Japan. |
★5 | I look at the picture. |
1のslowlyと 2のfastは副詞です。
3,4,5は述語動詞のすぐ後ろに前置詞があります。
なので全て第1文型です。
SVだけで目的語がない文章が第1文型と覚えると★5のような文章(見るの目的となるものは絵)で?となってしまいます。
動詞の種類が自動詞か他動詞かの判断が大事なのですが、混乱(_;するので、
動詞 + 前置詞 look at は自動詞と覚えればOKです。
次のステップに進みたい方は
『いやぁ~、そもそも文型って必要あるの?』って思った方は
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