「今朝、マクドナルドに行ったよ。」って英語で伝えたい時、どこから話始めたらいいだろうって思いませんか。
単語はそれぞれ知っている(今朝=this morning)、(マクドナルド=McDonald’s)、(行った=went(goの過去形))。
なんか違う気もするけど、そのまま単語並べたら伝わるかなって思って並べてみたけど伝わらない!((+_+))
どうしてなの~?ってなって( ゚Д゚)
マック↝ダウ↷ナードってなんか外国人発音頑張ってみたけど…。(*_*;
相手は思いっきり怪訝な顔してたってこと。ないですか?”(-“”-)”
私はありました。泣く。(ToT)
最初のころは発音が悪くて伝わらないんだと思いこんでいたけど、そうじゃなかったんですねぇ。英語と日本語では単語の順番が違うのです。これ!物凄く大事なのでマスターしましょう。
今朝、マクドナルド行ったよ。
そうなんですね。せっかくなので英語で伝えてほしかったな。
う~んっと。単語を並べてぇ、this morning McDonald’s went.
えっっっと。う~ん。今朝、マクドナルドさんは行った。どこへ?マクドナルドさんはどこに行ったのですか?
マクドナルドさんはどこにも行ってない。私が行ったの!マクドナルドに。
ほっ。そうそう。その順番ですよ。言ってみましょう。
答えはこれです
I went to McDonald’s this morning.
英語では、まず 主語 、そして 述語(動詞) と並べる
- 日本語では、主語(誰が)がよく省略されますが、英語では必ず最初に誰が・何がという主語が必要です。
- そしてその次に続くのがどうした・どんなだということを表す述語(動詞)です。
日本語では、私は、今朝 マクドナルドに 友達と 行った。と主語と述語(動詞)の間に言葉をいろいろおきますが、英語では、まず 主語 述語(動詞) と並べるのが大きなルールです。
基本の形
必ず この順番で話し始めます。
基本の肯定文は 主語、述語(動詞)この順番です。
どんなに文章が長くなっても最初は必ずこの主語、述語(動詞)です。
例えば、
他にも決まった形があります。これを文型と言います。次に、その文型をみてみましょう。
その前にちょっと休憩。マクドナルドの国別でのコマーシャルの違いが面白いよ。
文型(語順のルール)の種類
基本となる文型(語順のルール)は5つあります。
第1文型(SV)
第2文型(SVC)
第3文型(SVO)
第4文型(SVOO)
第5文型(SVOC)
詩や歌など独特の言い回しには例外がありますが、基本的には英語の文はどんなに難しい東大受験の長文なども、一つの文章は、ほぼこの5つの文の形で構成されています。
日本語は最後に述語(動詞)を置くということ以外、語順は比較的自由に置けるという点が特徴的な言語です。
そのため日本語で考えて単語だけを英語に置き換えている人にとっては、英語はとてもむずかしく感じますが、実は文の構造自体は、日本語より英語のほうがシンプルで読み手・聞き手の理解力の差が出にくい言語だと思われます。
とはいうものの (having said that,)
私もこのことに気づくのが遅かったタイプなんだよね。
いつも、日本語で文章を考えて単語だけいれかえていたから、英語話者の人たちに「何を言いたいかがわからない?」って言われて発音を頑張ったり、難しい単語を覚えたりしてました。
私のように遠回りをしてほしくないので、初期の段階で語順を必ずマスターしてくださいね。(^_-)
文型(語順のルール)のポイント
5文型は中学2年生の教科書にでてきますが、詳しく学び意識するのは高校からです。この文型という考え方から、英語がむずかしく感じる人も多いです。
受験勉強やテストを受ける時にはさけて通れない必須の知識ですが、日常会話では主語⇒述語⇒目的語の語順を意識すれば、ほとんど伝わります。※日常会話レベルで70%はこれで大丈夫!
日常会話レベルで話せるようになるためには、まずは5文型の①と②と③を使って生活の中で文章をつくってみる訓練をすることをお勧めします。
英語がむずかしいと感じている人や、英語のテストの点数は取れるけど話せないと思っている人はこの日本語と英語の語順の違いがしっかりマスターできていないことが多いです。
英語は武道です。何度も基本の型を練習してから少しずつ上級の技を極めていきましょう。
頭で考えるのではなくて、耳と口が主語⇒述語の感覚に慣れるまで何度も練習しましょう。
文型(語順のルール)の問題
主語のないものは主語を補って、主語⇒述語(動詞)の順番を意識して英語にしてみましょう。
NO. | 問題文 |
---|---|
1 | すぐにバスが来るよ。 |
2 | 悲しかったんだ。(; _ 😉 |
3 | 本を買ったよ。 |
4 | わぁ。このケーキ作ったんだね。(目の前の人に言う) |
5 | いつも朝はパンです。(自分の志向を伝える) |
文型(語順のルール)の答え
NO. | 問題文に主語を補った日本文 | 英文 |
---|---|---|
1 | バスはすぐに来ます。 | The bus will come soon. |
2 | 私は悲しかった。 | I was sad. |
3 | 私は本を買った。 | I bought a book. |
4 | わぁ。あなたがこのケーキを作った。 | Wow. You made this cake. |
5 | 私はいつも朝食にパンを食べます。 | I always eat bread for breakfast. |
問題の日本語と 答えの日本語が違うことに気づいてもらえたでしょうか?
日本語を英語の考え方に直して日本語で訳してから英語にしています。
おそらく多くの方がこの日本語を英語用の日本語に直すことに慣れていないだけだと思われます。
中学レベルの単語力がある方は、主語を補って日本語を考えることができればすぐに話せるようになります。
4番の、【わぁ。このケーキ作ったんだね。】は付加疑問文という技をマスターすれば、さらに豊かな表現になります。
付加疑問文はこちらで確認できます。
5番の、【いつも朝はパンです。】
日本語どおりに訳すと、the morning is bread ですが、これだと
朝=パン 朝という物体がパンという物体と同じということになります。??です。
昔英会話スクールのCMで、飛行機でCAさんに「食事は、チキンになさいますか?それともポークになさいますか?」と英語で聞かれたお客様が「私は、チキンです。」と英語で( I am chicken.)答えて、顔がチキンになっていたのを思い出しますね。
でも厳密に言うとそのようなルールになるのですが、日本人の考え方がわかっている英語話者の方や、感の良い方にはthe morning is breadでもわかってもらえますので安心してくださいね。
厳しいなぁ。なんとなく伝わるやろぅ?ふうっ。
そそ。あくまでもトラブルに巻き込まれたり、遠回りをしないためです。英語のルールを少しずつ極めてくださいね
縄跳びでも二十跳びが飛べるまで何度も失敗しながら練習しますよね。
何度も飛んでみてください。
何度も飛ぶ!そうだ。今日のおすすめ動画【見る前に跳べ】を紹介しますね。
自分がいまイヤイヤ期なのかどうか、悩む1歳10ヶ月
youtube
ゆう君がご家族の会話を聞きながら、いろいろ試行錯誤を繰り返し日本語をマスターしていく様子が ほのぼのと心温まり癒される内容です。
私は、【人が言葉を習得していく過程】をもう一度基本に戻って勉強したくて、自分自身の教授方法に取り入れたいなと見はじめました。
一生懸命相手の話を聞き、言葉をあやつり、時には言葉にできないことを体全体で表現する様子が、英会話をできるようになりたい人たちの心にも響くのではないでしょうか。文法ももちろん大切ですが、人と人のコミュニケーションにはそれ以上に大切なことがあるなぁと気づかされる動画です。
見ているうちにどんどんはまっていきました。ゆう君が可愛いのです。
今では、嫌なことがあった日は必ずゆう君を見て癒されて眠りについています。
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