特に目的はなく、英語を始めたいけどヘンかなぁ。
何をすればいいかわからないし。。。
趣味が英語って、ちょっと言いずらいしなぁ。
【英語】というと、なんだか【受験】【資格】【難しい】など高尚なイメージをもってしまうのが、大人世代の私たちではないでしょか?
目的なくて大丈夫。もっとカジュアルに『楽しそう。』それだけで初めても
結果的に得るものが多いのが【趣味の英語】です。
今の世代の若者たちは、esports(インターネットでのスポーツ対戦)やアプリゲームなどで遊ぶためのツールとして【英語】を意識しだしています。
【英語】に対しての意識改革がおこりつつありますね。
人生100年時代 大人世代の私たちも英語を趣味にして人生を楽しみましょう。
今回は、『目的は無いけど、趣味で英語をはじめてみたい!』という方が楽しくスキルアップできるように、おすすめの目的と学習方法をまとめました。
飛行機でも鳥でも飛び立つときに大きなエネルギーが必要ですね。エアコンでさえスタート時に一番エネルギーが必要で電気代がかかるそうですよ。
私たち人間も同じです。飛び立つまで、軌道にのるまでが、一番エネルギーを消費します。
消耗して気持ちが枯れてしまわないように楽しみながら一気にスタートをきりましょう。
趣味で始める英語のおすすめの【目的】
What:何を目的にするか
海外個人旅行を目的にするといいと思います。
個人旅行と言っても一人旅でなくても大丈夫。個人で全て手配する、パッケージツアーではない旅行という意味です。ですので、ご家族や友達やパートナーと一緒にチャレンジするとさらに楽しさがアップしますね。もちろん一人旅は、ワクワク感+ドキドキ感とその後の達成感はマックスですよ。
Why:なぜそれを目的にするか
資格取得や試験合格、海外留学を目的にしてもいいのですが、それらの目的のためには必ず最初に沢山の単語暗記や文法理解をしなくてはなりません。お勉強好きな方ならいいのですが、『趣味で英語をやってみよう!』と思っている方は途中で飽きて挫折しがちです。そして目的までの学習時間が長くなればなるほどモチベーションは下がります。
『英語できると楽しいかも。』『もっといろいろ知りたいかも。』って思えるところまで最初に一気に持っていく事が大事なカギです。
学習時間が短く、目標達成時の楽しみが多い海外個人旅行が最適です。
How:どのようにその目的にトライするか
かならず個人手配の旅行にしてください。国内にいる時から手配も全て自分で英語でこなします。いろいろ調べたり、英語で予約などしているうちにどんどんワクワク感も高まってきます。現地のイベント情報や危険情報など、どうしても知りたいことが増えてくると、どうにかしてそれを理解しようとするのが人間てもんです。自分で自分のモチベーションをあげていきましょう。
そして、現地でも多くの人とコミュニケーションをとることを目標に毎日過ごしてください。たとえカタコトの英語でも、思った以上に通じ、人とのふれあいの楽しさを感じれると思います。帰国したころには、きっと次の目標が生まれていると思います。
趣味で始める英語のおすすめの【学習方法】
それでは詳しい学習方法を紹介します。
目標期間:6ヵ月
まずは海外旅行の会話集を準備しましょう。旅行に持っていく方はなるべくバックに入る小さくて軽い本にすることをお勧めします。そして音声をスマートフォンにダウンロードできるなど、本の内容をかけ流しできるものを選んでください。それを、すぐに毎日1回かけ流ししてください。最初の2か月は覚えようとしなくて大丈夫です。バックミュージックのようにただ流すだけです。リズムと音を体にしみこませます。
私のおすすめの本は、⇩これです。
week1◆情報収集:英語でネット検索
まずは行先を決めます。行きたい国 USA, UK, NZ, CANADA, Australia などで検索すると、だいたい最初に政府観光のページがあがっています。政府観光局のページは必ず日本語サイトと英語サイトがあります。負担のない程度に英語サイトも見てください。目を慣らす感じですね。
Week2◆旅行先決定:ネットでホテルやアクティビティを予約
航空機予約:
Skyscanner, agoda, Expedia,などで行きたい場所のチケットを比較してください。日本語で表示される場合は、言語切替のアイコンがあるので英語に切り替えてみると勉強になります。画像と数字が多いサイトなので英語でもだいたいわかることに気が付くでしょう。
ホテル予約:
agodaでホテル予約をします。
agodaのサイトが英語でも見やすいのと、たまにセールでとても安くホテルの予約ができるので、私はいつもこのサイトを利用しています。英語の予約確認書をプリントアウトして持っていれば、現地でトラブルがあった時もそれを見せるだけで問題解決でした。
Week3~6◆(1ヵ月~1ヵ月半)現地の動画を沢山みてイメージを膨らましましょう。
youtubeなどで現地の動画を英語でも日本語でもいいのでできるだけたくさん見ましょう。
イメージを膨らませることが目的です。楽しいイメージを最大限に膨らませて、その場所で自分が会話をして何かをしているのを想像してみてくださいね。
あらかじめ現地を肌で感じる事や現地の英語のリズムと音をしみこませることがとても大事です。難しく文法で『正確な言い回しは?』と考えるのを少しストップしてみてくださいね。
ここまでで1ヵ月半、会話集の必要なフレーズのリズムと音が体にしみこんできた頃ですね。
Week7~12◆(1ヵ月半~3ヵ月)
では次の段階、基本中学英語の中でも
この7つを覚えましょう。
Do you~、Can I~、I would like to~、Have you ever been to~、How is(was) that、 Are you~、I am~
買い物やアクティビティなどで使える表現
例えば、
Do you~
have | Do you have coffee? | コーヒーはありますか? |
know | Do you know a bank near here? | この近くの銀行を知っていますか? |
allow | Do you allow recording? | 録音を許可しますか? |
accept | Do you accept credit card? | クレジットカードで支払えますか? |
need | Do you need my signature? | 私の署名が必要ですか? |
Can I~
take | Can I take a picture? | 写真を撮ってもいいですか? |
use | Can I use a credit card? | クレジットカードは使えますか? |
have | Can I have chopsticks please? | お箸をいただけますか? |
make | Can I make a reservation? | 予約できますか? |
buy | Can I buy this? | これを買えますか? |
I would like to~
rest | I would like to rest. | 休みたいです。 |
go shopping | I would like to go shopping. | 買い物に行きたいです。 |
visit | I would like to visit museum. | 美術館に行きたいです。 |
make | I would like to make a reservation. | 予約したいです。 |
know | I would like to know tourist spot | 観光スポットを知りたいです。 |
ちょっとした会話(スモールトーク)で使える表現
Have you ever been to~
●話題にしてみたい場所を入れます。例えば、
Have you ever been to Kyoto.(京都に行ったことはありますか?)
Have you ever been to a hot spring.(温泉に行ったことはありますか?)
How is(was) that~
●話題にした物や場所がどうだったか聞きたい時に使えます。
How is that?(どうですか?) how was that?(どうでしたか?)
Are you~
●相手のことを尋ねるダイレクトなフレーズです。丁寧な遠回りな言い方もありますが、初心者のうちはこれで十分です。
~には名詞・形容詞が入ります。
Are you Japanese?(日本人ですか?)Are you tired?(疲れましたか?)」
I am~
●自分のことを説明するダイレクトなフレーズです。~には名詞・形容詞が入ります。自分のことを説明するフレーズを沢山作っておきましょう。
I am Japanese.(日本人です。) I am a housewife. (主婦です。)I’m talkative (お話好きです。)I’m curious.(好奇心旺盛です。) I’m thirsty(私はのどが渇いています。)など。
どんな場面でも応用できるようになります。
Week13~24◆(4ヵ月~6ヵ月)
海外旅行会話集の中でこれだけは絶対使うというフレーズを100選びます。
毎日、そのフレーズを全て一通り声に出して言ってみます。おそらく時間は10分かからないと思います。毎日10分必ず、つっかえてもいいので、後戻りせず最初から完璧を求めず、
まるでお経を唱えるように一通り唱えます。毎日1回必ずです。
6ヵ月目の出発前には何も考えなくてもスラスラそのフレーズがでてくるようになります。
それが、現地で窮地に追い込まれたとき助けてくれます。
沢山使えるフレーズが増えたら、そろそろ文法を取り入れていく頃です。
自分がスラスラいえるフレーズを文法的に理解できると応用範囲が広がります。
ポイントはまず、スラスラいえるフレーズを先に言えることです。
Helloはこんにちは、頭の中で日本語から英語に直している人はいないと思います。
What time is it now?も 時間を聞いているんだなぁとすぐに思います。頭の中で時間を聞くときは 仮の主語の it を置き疑問詞のWhat timeの後ろに疑問形の文をつなぐと考える人はいないですね。
そのまま英語で頭に入ってくるフレーズはそのまま覚えましょう。
それでは、楽しんで♬ 経験を楽しむことが英語上達の秘訣です。
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