中学では、Be動詞の後に来る単語は名詞(名詞句)か形容詞と習いますが、
よく映画などで、「I’m in !」と言っているのを聞いたことないですか?
筆者は、初めて聞いた時『be動詞と前置詞だけ???どういうこと??』って軽くパニックになった覚えがあります。でも、とても便利でネイティブらしい表現なんですね。
基本的なことが話せるようになったら、会話を弾ませるために少し応用をしてみましょうか?
応用ねぇ。難しいと眠くなるんだよな~。
いいえ。むしろ難しい単語を覚える手間が省けて、アルパカさんにはぴったりだと思いますよ。英語はどれだけイメージを膨らませられるかが大切ですね。
be動詞プラスシンプルなワードだけで応用を楽しむ
be動詞+副詞や、be動詞+前置詞だけでも言いたいことが表現できます。
この一見シンプルな副詞や前置詞のニュアンスをしっかり身につけることがポイントです。
ネイティブと同じ感覚を身につけるのはなかなか難しいですが、画像と会話の例文で少し紹介します。
be動詞+副詞で表現する
それでは、次の3つの英文の意味は?
inのイメージを見てみましょう。
in のイメージは
①空間の中(家の中、会社の中、デパートの中など)
②時間の中(夏休み中、時間に間に合う、流行期間中)
③状態や状況の中(仲間内という状況の中)
① He is not in right now.
【会社で】
May I talk to Tom please ?
(Tom さんお願いします。)
sorry, he is not in right now.
(すみません。只今Tomは席をはずしております。)
② This shirt is really in now.
【ショッピングで】
Which one do you recommend?
どっちのシャツがお勧めですか?
This shirt is really in now.
このシャツは今とても流行ってますよ。
③ I am in !
【友達同士で】
We are going to have a party tonight.
今晩パーティするんだ。
Let’s me in.
I am in !
私も入れて。参加する!
とても簡単な表現ですが、応用範囲が広く日常会話には頻繁に出てきます。使いこなしてくださいね。
その他の例
なんかイメージしたら楽しい。会話が弾みそう。
よかった。もう少しいくつか例をあげておきますね。
どんどん使ってください。
コアイメージ | be動詞+副詞 | 訳 |
---|---|---|
中にいる/中に入る | be動詞+in | 参加します。流行している。中にいる。 |
外にいる/外に出る | be動詞+out | 参加しません。流行おくれ。外にいる。 |
何かにくっつく | be動詞+on | 電気が付く。活動中。 |
何かから離れる | be動詞+off | 電気が消える。お休み。出発する。 |
上にあがる | be動詞+up | 気分がいい。時間切れ。何かが起こる。 |
下にさがる | be動詞+down | 気分が悪い。体重や気温等が減る。 |
be動詞+前置詞で表現する
① we are in time.
【駅のホームで】
hurry up. the train is about to go.
急いで。 電車がもうすぐ出発する。
Ah, we were in time.
ああ、間に合った。
② The meeting is in two hours
【会社で】
what time dose the meeting start?
会議は何時に始まりますか?
The meeting is in 2 hours.
会議は2時間後です。
ポイント
今回 in, out, on, off, up, down などを副詞として説明しましたが、文法書によって、これらは前置詞にも副詞にもなり、後ろに名詞があれば前置詞、名詞(名詞句)がなければ副詞、と書いているものもあります。
試験のために勉強をする方はその辺をしっかりと習得してくださいね。
実際ネイティブ達は前置詞か副詞かを意識せず感覚で使っているそうです。
コミュニケーションの英語をメインの方は難しい文法を考えず、まずは英語の形を知り、イメージし、とにかく練習です。スポーツ、中でも武道と同じですね。型⇒勝つイメージ⇒ひたすら練習。
前置詞・副詞のイメージがしっかりつかめると、前置詞だけあるいは、前置詞+簡単な動詞だけでかなりの表現ができるようになります。日常会話はそれだけで十分できますよ。
今回でbe動詞の基礎3日間が完了です。お疲れ様です。
次は一般動詞だよ。
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